BtoB向けのMAツール開発
BtoB向けのMAツール開発にて、プロジェクト管理やチームビルディングに従事.
プロジェクトの基本情報
[ フェーズ ] 要件定義 〜 保守運用
[ 開発規模 ] 30人
[ 期間 ] 2019.11 - 2021.03
プロジェクトの利用技術
プロジェクトの課題
クライアント企業は積極的なシステム投資を行い、DXの推進を試みていたが、開発リソースやノウハウに乏しく、次のような課題を抱えていた。
1. 開発リソースが限られているため、経営層の要望に応えられていない。
2. システム開発のノウハウがないため、業務フローが曖昧で無駄が多い。
3. 将来的にはクライアント企業で内製化を考えているが、進んでいない。
4. モノリスなアプリケーションで、仕様の理解者が極少数しかいない。
5. 開発は全て外部ベンダー任せのため、品質チェックが甘く、バグが多い。
6. 運用ではインフラに精通した者がおらず、障害対応に不安を抱えていた。
会社間で意思疎通が取れておらず、誤った意思決定がされる。
結果、特定の担当者に作業負荷が集中し、物事が思うように進んでいない。
本事象を解決すべく、次のような点に留意しながら、課題解決に従事した。
現場での職務内容
■ DX推進を後押しする体制づくり
幅広い領域を個人で対応するには限界があるので、組織レベルでクライアントのDXを支援するため、次の点に留意しながら体制作りに寄与した。
1. クライアントが抱える課題の洗出しと社内共有(上記に抜粋)
2. 円滑な業務推進に向けたキーパーソンとの信頼関係構築
3. 事業部長と共同でクライアントへの提案資料を作成
■ 組織を跨いでのディレクション業務
クライアント先の他部署を巻き込みながら、要望ヒアリングから要件定義、開発チーム調整、本番リリースまでを一気通貫で対応。
クライアント側の受入時には、問合せの窓口対応と報告されるバグ対応の優先度を見極め、品質に配慮しつつ、納期の厳守に尽力した。
■ 要望に応えるためのチームビルディング
日々挙げられる改善要望にスピード感をもって対応するため、関係部署と調整して改善専門チームを立ち上げ、PJの開発スピードUPに寄与。
チーム立ち上げ後は、バグ数/問合せ数/納期遵守などの指標をモニタリングし、振返りの場を設け、都度改善が出来るようにチームをマネジメント。
また将来クライアント先の担当者に引継ぐため、業務フローやルール策定。
■ アウトプットを最大化するためのチームマネージメント
開発チーム全体を俯瞰し、各メンバーのモチベーションを損わせない、かつ、PJの利益に繋がる提案活動(主に人員配置)と実行に尽力した。
また初級レベルのエンジニアに開発業務の進め方、RV対応を通してメンターを務め、後進の教育と人材マネジメントに尽力した。